「怒る」という事について。

 仕事のストレス、という時、それが人間関係に起因するものであることは多いのではないだろうか。つまり、あの人が私の思った通りに動いてくれない、という事だろうか。そして、これは日本人に多いと思うのだが、自分の思った通りに動いてくれないその相手に対して怒り出すというパターン。怒られている側からしたら、相手がなぜ怒っているのかわからないし、自分に向けられているその怒りは、理不尽にさえ思える。怒っていたって、何も解決しないし、お互いに不愉快になるし、疲れるだけだ。


 怒っている人の心の内面を覗いてみると、怒って当然、と思っている節がある。つまり、自分に落ち度はなく、相手に一方的に落ち度があった、と考えているように思える。本当にそうだろうか。もちろん状況にもよるが、どちらか一方に全面的に落ち度があるという事は、むしろ少ないのではないだろうか。


 悪意を持って、故意に悪いことをする人に対しては怒ればいいと思うし、怒る必要があるだろう。だけど、そういうことは日常的にはあまり起こらない。例えば、何かにチャレンジをして失敗した、という場合、日本にはその失敗を責める風土があるように自分には感じられる。本当は、そのチャレンジを称賛するべきだし、失敗したことなんて気にしなければいい。


 相手が自分に対して怒っているときに、この人はいったいなぜ怒っているのだろうか、と理解に苦しむことは私の経験上とても多い。また、その怒りが実は誤解に基づくものだったという事も多い気がする。怒っている当人は感情的になっていて、そういうことをなかなか理解しようとしないところがまた面倒くさい。


 というようなことを思ったのでした。仕事の悩みは尽きないですね😅

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