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2018年9月ヨーロッパ旅行 その7 ワッフルと夜のグラン・プラス

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今回、私がブリュッセルで宿泊したのはBedford Hotel。もちろん事前にネットで予約していったのであるが、1泊6,404円だった。値段の割に調ったホテルで、今回の旅行で滞在したホテルの中では一番豪華だったように思う。 とりあえずチェックインをしたのだが、ロビーでは「ボジューゥ」(「ボンジュール」)と、フランス語だった。それでもホテルのチェックインですることなどどこの国でも同じで、特に問題なくチェックインできた。 部屋は簡素だが整った作りだ。窓からの眺めもなかなか良い。 今回、ブリュッセルでの滞在時間は短い。1泊だけして、明日にはまた列車に乗ってアムステルダムへ向かうことになっていた。 部屋に荷物を置いて外に出た。 外はまだ明るかった。街中にもタンタンの絵が描かれた建物がある。 小便小僧の周りにはお土産屋さんやワッフル屋さんが並んでいる。やはりジュリアン君は人気者である。 ベルギーといえばワッフルとチョコレートが有名である。ワッフル屋さんにはおいしそうなワッフルが並べられている。 甘いもの好きの私としてはここでワッフルを食べないわけにはいかない。1つ注文してみた。 ワッフルは温かく、上に乗せられたクリームがとろける。ペロリと平らげてしまった。 唐突に店頭で錆びた「レンチ」が売られていた。 もちろんこれはチョコレートである。なかなかよくできている。 少し歩くと、グラン・プラスの尖塔が見えてきた。 有名なグラン・プラスの広場は世界遺産に登録されている。広場は観光客で賑わっている。 グラン・プラスの広場は四方を建物に囲まれているが、中でも市庁舎の尖塔がひときわ目を引く。 市庁舎に近づいてみると細部まで作り込まれていることが分かる。 周辺を散策してみた。月明かりが綺麗なブリュッセルの夜だった。 セルクラースの像があった。写真の女性のようにこの像に触れることで幸せになれるという。 街中ではよくタンタンに出会う。 戻ってくるとジュリアン君の服は既に脱がされていた。 明日も朝か

2018年9月ヨーロッパ旅行 その6 ブリュッセルへ到着

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ユーロスターに乗ってブリュッセル南駅へ到着した私は、ひとまず駅の中を歩いてみた。 ブリュッセルといえば「タンタン」が有名だが、ブリュッセル南駅の中にもタンタンの絵が飾られていた。タンタンの作者ジョルジュ・レミはブリュッセルの出身である。 駅内のトイレは有料だった。有料トイレ自体は海外ではよくあるが、ここの有料トイレは電車の自動改札のようなゲートと、チケット販売機まであり、トイレにしてはずいぶん手が込んでいる。たかがトイレにここまでするか、、、という気もするが、まあ駅のトイレが清潔に保たれているのはありがたいことでもある。 トイレの入場券の値段は0.6ユーロ、日本円にして80円ほどだろうか。少し高いような気がしないでもない。それでも私はここのトイレを使用させてもらった。旅先ではそこにトイレがあればとりあえず行っておくものだ。と、私は思う。 人の多い駅ではスリに注意する必要がある。ブリュッセル南駅もガヤガヤと人の通りが多く、落ち着かない。 昼食をとっていなかったので、お腹が空いていた。駅構内のスーパーでサンドイッチとエクレアを購入して外のベンチで食べた。遅いランチである。 ここからホテルへ行くためにはメトロに乗る必要がある。メトロの乗り場が分からず広い駅の構内でしばらくさまよったが、ようやく乗り場を見つけて乗り込んだ。 メトロに乗って2駅目、ANNEESSENS駅で下車し、地上に出た。 初めて訪れるブリュッセルの街。空気が清々しい。 ホテルの場所は頭に入れてある。あの「小便小僧」が見つけられれば、そこから歩いて行ける。まずは小便小僧を探すことにした。 こっちかな?と思うほうへ検討をつけて歩き出した。 ブリュッセルの街はこれぞイメージ通りのヨーロッパの街並み、といった風で趣き深い。 遠くに人だかりが見えるので、ひょっとして小便小僧では?と思い向かってみる。 すると、あった、というより、いた。 “ブリュッセルの最長老市民”こと、小便小僧のジュリアン君。 世界三大ガッカリの1つとして知られるジュリアン君だが、実際に見てみると小さくてかわいらしく、ガッカリなどしなかった。 彼のお気に入り、なのかどうかは知らないが、素敵な衣装に身を包んでおり、微笑ましい。

2018年9月ヨーロッパ旅行 その5 ユーロスターに乗ってロンドンからブリュッセルへ

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ロンドンで目覚める2回目の朝がやってきた。昨晩は寒さに凍えることもなくよく眠ることができた。外は今日も快晴。爽やかな朝である。 朝食のバイキングは、控えめにとったつもりだったが、結局取りすぎてしまった。食堂の出口のそばの席に座って朝食をとった。やはり朝から御馳走である。 部屋に戻って満腹のおなかを休めるべく少し休憩し、チェックアウトの準備を整える。今日はユーロスターに乗ってブリュッセルへ向かう日だ。2泊3日の短い間ではあったが、お世話になったこの部屋ともお別れである。 ロビーでチェックアウトを済ませ、最寄りのBlackfriars駅へ向かった。 ここから地下鉄に乗ってセントパンクラス駅へ向かった。 セントパンクラス駅に着くと、まずはユーロスター乗り場へ行ってみた。昨日下見をしたので迷うこともない。 モニターに映された発車予定時刻を確認する。 あった。12:58発、ユーロスターTrain9132、ブリュッセル南駅行き。現在時刻は10:42。発車までまだ2時間以上もある。早すぎてまだチェックインもできないようだった。 ユーロスターは国際列車である。イギリスを出国してEU圏内へ入るわけで、チェックインや、出国手続きも必要になる。それを見越して早めに駅に着いたのだが、少し早すぎたようだ。でもこれで良かったと思う。時間がなくて慌てるよりはずっとましだ。 ベンチに腰かけて時間をつぶす。ふと、どこからともなく音楽が流れてくる。ビートルズの曲は分かったが、その他にもいろいろな曲流れてくる。 ジュークボックスのようだった。音楽につられてやってきた人が画面に触ったり、体を揺らして音楽に浸ったりしていた。 駅の外にも出てみた。 喫煙をしたい人は外に出て煙草を吸っているようだった。 ロンドンにきて感じたことだが、意外とタバコを吸っている人が多いと感じた。ヨーロッパというと、健康に関心が高く、喫煙率は日本よりもずっと低いのかと思っていたが、そうでもないのだろうか。街中での歩きたばこもよく見かけた。 時間を見計らってユーロスターの乗り場へ向かった。チェックインができる時間だった。ユーロスターの乗車券には最低でも発車時刻の30分前までにチェックインを済ませるように書かれている。 出国手続