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2019年8月ベトナム旅行 その10 チャンアン名勝・遺跡群(前編)

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チャンアンの名勝・遺跡群に到着した私は早速チケットを購入し、ボート乗り場に向かった。 ボート乗り場で待機する船頭さんたち。   のんびりした空気が流れる。 ボートのコースについては3コースあるようだった。説明を聞いたがよく分からないので決めかねていると、案内の人が適当に決めてくれた。 促されるまま、ボートに乗り込んだ。 ボート前方の席には外国人のカップルが座り、真ん中に自分、後ろには男性の船頭さんという形でボートは出発した。  手漕ぎボートが出発した。 手漕ぎなので、ゆっくりと進んでいく。   時々他のボートにもすれ違う。  相変わらず日差しが強い。私は先ほど購入したノンラーを被った。前の席の女性は日傘をさした。 ゆっくりと山の中へ分け入っていく。  洞窟が見えてきた。どうやらあの中に入っていくらしい。 洞窟の中に入った。カップルはGoProで動画撮影中。 天井は結構低い箇所もあり、船頭さんが注意を促してくれる。  洞窟を抜けた。静寂の世界に入った。山に囲まれていて雑音がない。ちゃぷちゃぷと船頭さんがオールを漕ぐ音だけが聞こえる。俗世間とは別の世界に入ったような気がした。 湖に波はなく、水面は穏やか。  寺院風の建物が見えてきた。  いったんボートを降りて寺院を見学する。  山と湖に囲まれた静かな寺院。 ちなみに、前の席に座っていたカップルはスペインから来たとの事だった。日本にも行ったことがあるという。 カップルの男性の方が写真を撮ってくれたので、お礼に彼らの写真も撮ってあげたりした。彼らは気さくで、旅を楽しんでいた。 船頭さんはボートで客が戻ってくるのを待っている。待機中は船頭さん同士のおしゃべりタイム。 湖に浮かぶ雑草をすくい上げている。湖のお掃除中。  再び洞窟に入った。   ボートが岩にぶつからないよう、船頭さんは器用にボートを漕いでいく。 ちなみに、ボートではライフジャケット着用が義務付けられているらしい。スペイン人カップルがライフジャケットを着用しないでいると、船頭さんに

2019年8月ベトナム旅行 その9 猛暑の中、チャリでチャンアン名勝・遺跡群を目指す。

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いったんホテルに戻って、自転車を借りた。 ごく普通の自転車。ごく普通に乗れる。 本当はオートバイを借りるつもりだった。ホテルの人にも「motor cycle」と伝えたつもりだった。しかしスタッフが出してきたのは自転車だった。そこにはオートバイも置いてあったが。 しかし、まあ、自転車でもいいやと妥協した。というより、オートバイに乗ることに不安があった。ベトナムの道路をオートバイで走るのが不安だったのだ。ベトナムの道路事情がカオスであることは1度でもベトナムを訪問したことがある人なら分かるだろう。 とにかく、自転車は手に入れた。グーグルマップで行き先を確認する。目指すは、景勝地として知られるチャンアン(Trang An)である。チャンアンは、ニンビンの世界遺産の一部でもある。ぜひ行ってみたい。 グーグルマップで見ても距離は結構ありそうだ。自転車でたどり着けるのだろうか。不安もあったが、行くしかなかった。 かくして、8月のニンビンの猛暑の中、自転車でチャンアンを目指した。 猛暑との戦いが始まった。  途中にあった、キーラン山と、そこにあるお寺。 ちょっとした目印になる。  お、なんとなく観光地っぽくなってきた。  「TRANG AN LANDSCAPE COMPLEX WORLD CULTURAL AND NATURAL HERITAGE」との記載。チャンアン景観複合体世界文化自然遺産。  横には象も。 時々横道にそれて写真撮影。  景勝地っぽくなってきた。  写真で見るだけだとなかなか暑さは伝わらないが、とにかく暑かった。真夏のベトナム、炎天下、日陰もろくにない中でキコキコと自転車をこぎ続けるのは過酷という言葉がぴったりだ。距離もかなりあった。自分が熱中症で倒れてしまわないか心配だった。周りには休憩できるような施設もない。とにかく力尽きる前に到着するしかない。前に進み続ける他ないのだった。 ずいぶん進んだところで、ようやくレストランを見つけ、中に入った。 (命が)助かった!というのが正直な感想。それくらい過酷だった。 とにかく水分を、というわけで出してくれたコーク。氷とジョッキも出してくれ

バックナンバー(Table of Contents)

バックナンバーと言いながら、全然更新していないのでバックナンバーになっていませんすいません。 10 years from 3.11 2011 2021年2月函館旅行 February 2021 Hakodate, Japan その1 北海道新幹線に乗って函館へ。五稜郭公園、箱館奉行所など。(Getting to Hakodate City by Hokkaido Bullet Train. Goryokaku Park, and Hakodate Magistrate's Office) 2021年2月 東京スカイツリーとすみだ水族館(Tokyo Sky Tree and Sumida Aquarium) 2020年12月沖縄旅行 December 2020 Okinawa, Japan その1 初めての沖縄、那覇へ。国際通りをぶらつく。第一牧志公設市場やシーサーなど。(Starting trip to Naha, Okinawa, Japan. Kokusai Street, Makishi Public Market, Shisas; Okinawan Guardian Lions) その2 首里城公園を見学。(Shurijo Castle Park) その3 玉陵、首里金城町石畳道、首里城公園、西来院、そしてDMMかりゆし水族館。(Walking around Shurijo Castle Park, DMM Kariyushi Aquarium) その4 豊崎海浜公園、沖縄美ら海水族館、海洋博公園など。(Churasun Beach, Okinawa Churaumi Aquarium, Ocean Expo Park) その5 中城城跡、中村家住宅、沖縄成田山福泉寺、沖縄県立博物館など。(Nakagusuku Castle Ruins, Nakamura House, Okinawa Naritasan Fukusenji Temple, Okinawa Prefectural Museum, and so on) 2020年9月島根、鳥取、神戸観光 September 2020 Shimane, Tottori, Kobe Japan その1 夏休みは出雲市へ。出雲縁結び空港、旧大社駅など。(Short trip to Izumo city

2019年8月ベトナム旅行 その8 ハノイでスリに遭い、翌日バスでニンビンへ向かう。

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日も暮れてきた。 ホアンキエム湖の南側まで戻ってきた。  ホアンキエム湖の南側、チャンティエン通りのあたり。  週末の夜ということで、この辺りは歩行者天国になっている。 路上のバインミー屋さんに腰を下ろす。  出来立てのあったかバインミーを頂きました。  これはピカチューの親戚かな? お酒を飲みたくて、コンビニでビールを買った。ビアサイゴン。 コンビニの前でビールを飲んでいると、男性が話しかけてきた。見た目は中東から来たおっさん旅行者といった感じ。 「どこから来たんだ?」「一人で来てるのか?」といった普通の会話。日本から来たと伝えると、「俺は日本にも行ったことがある。」と仰る。 「日本の紙幣も持ってるんだぜ」と、彼は財布から紙幣を取り出して見せてきた。その紙幣は、伊藤博文の古い1,000円札。 私はビールを飲んで油断していた。そのお札はもう古い、新しいやつを見せてやると言って、私は自分の財布から1,000円札を出して彼に見せてやった。 彼は新しい紙幣に興味がある感じで、「良く見せてくれよ」といった感じで私の手元の財布をグイッと引っ張って財布の中に入っていた何枚かの紙幣を取り出そうとした。 さすがにちょっと危ないと思って、私も財布を手元に引き戻そうとしたが、男もグイッと引っ張ってくる。私は財布を男に取られてしまった。男は私の財布を手にして、私の目の前で紙幣を数えるようなしぐさをしていた。「ほう、これが新しい紙幣なのか」といった感じだった。 数秒の間だったとは思うが、男の手に渡った私の財布は、私のもとに返された。男は、「お札を見せてくれてありがとう。サンキュー。楽しい旅を!」といった感じで人ごみに紛れてどこかに行ってしまった。 ちょっと危なかったな、と思って、念のため自分のもとに返された財布の中身を確認してみると、紙幣が何枚か足りない。1万円札は2、3枚入っていたはずだが、今は1枚しかない。やられた!と思った。 あたりを見回してももう男はどこかに行ってしまい、人ごみの中で探すすべもない。 ガックリ、、、である。 スリの被害に遭ってしまった。被害額は1万円か、2万円くらいだろう。手口からしてプロの仕業と思われた。カード類がスられなかったことが不幸中の