2019年8月ベトナム旅行 その11 チャンアン名勝・遺跡群(後編)

 チャンアンの手漕ぎボートは静寂の中、ちゃぷちゃぷと水の音を立てながら進んでいく。


 洞窟の中は静か。頭すれすれのところもあって、アドベンチャー感。












 水が透き通る。水中に生える藻のような植物。












 時々他のボートともすれ違う。






 水がきれいで何度も写真を撮ってしまう。




 手漕ぎボートのオールは人数分用意してあり、気が向いた時には船頭さんに任せるだけでなく、自分たちでオールを漕ぐこともできる。

 イタリア人カップル2名と自分のノリは良く、船頭さんの掛け声とともに力を合わせてオールを漕いだ。

 他のボートを見つけると、こちらから勝手に競争を持ち掛けて、相手のボートを追い抜いて、抜いた後には拍手で盛り上がり、楽しかった。


 他のボートをロックオン。追い抜くぞ!




















 航空機の残骸のような何かがあった。これは何だったのだろう。




 この辺りには人が住んでいたらしい。遺跡が残る。












客が戻ってくるのを船頭さんたちが待つ。ボートツアーもここで終わり。あとは最初来た場所へ戻るのみ。 


 時刻は既に夕方6時ごろだった。だんだん日も暮れてきた。

 山奥だから明かりは少ない。日が暮れてしまうと真っ暗になってしまう。だんだんと心細くなってくる。

 イタリア人カップルがなかなかボートに戻ってこなくて、船頭さんと自分は少し心配したが、遅れて戻ってきた。道に迷っていたらしい。

 出発した場所へ向けてボートは戻っていく。途中、アンケートのようなものを書かされた。船頭さんからチップを要求されなかったか、といった質問もあり、そういった点にも気を付けているらしいことが分かる。さすが、世界遺産。




 スタート地点へ戻ってきて、ボートを降りるときには既にあたりは真っ暗だった。

 ここからまた自転車でホテルまで戻らなければならないが、まあ日中と違って涼しいし、それほど気にはならなかった。

 ボートで一緒だったイタリア人カップルはバイクで二人乗りで来ていた。途中まで自分の自転車の後ろから付いてきてくれて、バイクのライトで道を照らしてくれた。(自分の自転車にはライトが付いていなかった。)ありがたし。


 晩飯はどうしようかな、と考えながら自転車をこいでいると。。


お、見覚えのある看板が。


フィリピン発のファーストフード、ジョリビー。ベトナムにもあった。晩飯はここで済ませよう。チェーン店の安心感。


白いご飯が乗る、ジョリビーのセット。フィリピン発祥のジョリビーはなぜか白いご飯にこだわっているような。


というわけで、無事にホテルに戻って、自転車を返却して、部屋に戻った。

 暑い暑い一日だった。すっかり日焼けをした。しかしチャンアンの名勝・遺跡群は面白かった。

 チャンアン名勝・遺跡群はニンビンの世界遺産の一部である。この辺りには他にも古都ホアルーや、タムコックなど、世界遺産を構成する名所が多い。ニンビンにまた来る機会があれば行ってみたいと思う。というか、また来たいと思う。


 明日はバスに乗ってハロン湾へ移動予定。ベッドに横たわり、疲れた体を休めた。

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