2018年9月ヨーロッパ旅行 その20 ノートルダム大聖堂を見学。CITE駅でスリに遭い、ユーロスターでロンドンへ。
ノートルダム大聖堂を探して歩いた。
始め大聖堂のある方向とは反対へ向かってしまい、シテ島から外に出そうになったので引き返した。
反対方面へ向かうと、ノートルダム大聖堂はすぐに見つけられた。
ノートルダム大聖堂にやって来た。
記念撮影をする人で賑わっている。
大聖堂の入り口付近。精細な彫刻が素晴らしい。
パリではやわらかく掘りやすい石がたくさん採れるのだと、最近「ブラタモリ」でやっていた気がする。
大聖堂前の広場にある像。誰の像かは知らない。
大聖堂前には花壇もあり、公園のようでもある。
大聖堂の中に入ってみた。
聖堂内も観光客で賑わう。
幻想的な雰囲気。
ステンドグラスが美しい。
以下、写真だけはたくさん撮ったので、説明もなしに載せておく。
知識に乏しく説明できないといった方が正しい。
大聖堂自体は無料だが宝物殿は有料。ゆえに入らず。
外に出てきた。精細な彫刻にやはり目を奪われる。
ノートルダム大聖堂の建設が始まったのは1163年との事。
(地球の歩き方による。)
今日はユーロスターに乗ってロンドンへ戻る。
ぼちぼち駅に向かおう。
その前にいったんホテルに戻ってスーツケースを受け取る必要がある。
来たときと同じく地下鉄CITE駅へ戻った。
CITE駅は地下深くに作られていた。
大きな空洞を、階段かエレベーターでしばらく下に降りてゆく。
来た時には階段で上がってきたが、タイミングよくエレベーターが到着したので、帰りはエレベーターで下に降りた。
エレベーターの中は満員くらい人が乗っていた。
エレベーターが地階に到着した。
入り口に近い人から順に降りてゆく。
私もエレベーターを降りて歩き出すと、背中に何か違和感を感じた。
ん?と思って振り返ると、男が腕を私のバックパックの中に突っ込んでいた。
私が気が付いたので男はすぐに腕を引き抜いたが、その手には私の財布が握られている。
私は反射的に、「んああ!」といった声を上げて男から財布を奪い返した。
男は特に抵抗しなかった。
男は、気づかれたか、といった感じでニヤリと笑ったような気がしたが、そのまま振り返り、階段を上がっていってしまった。
階段を上がっていく男の後姿を眺めながら、私は仕返しをしようか考えた。
男も黒いバックパックを背負っている。
目には目をで、あいつのバックパックに腕を突っ込んで中身を取ってやろうか。
しかし私は弱者だった。
言葉が通じない。
仮に仕返しをしたとして、男が私のことを強盗呼ばわりした場合、私は自分の立場を説明できる自信がない。
始めにやられたのは私だが、状況をうまく説明できないために、逆に私が悪者にされてしまう恐れもあった。
そんなことを考えながら、階段をあがってゆく男性の後姿をただ眺めることしかできなかった。
男は普通の青年、といった感じの若者で、黒い服装だった気もするが、正確には覚えていない。
街のどこにでもいるような普通の男性で、見た目も普通。
この駅であいつはこうしてスリまがいの行為を繰り返しているのだろうか。
警察に今の出来事を説明しようかとも思ったが、いろいろと面倒な予感がする。
財布の中身を確認すると、特に取られたものはなさそうだった。
お金も、カードもそのままだった。
心臓がドキドキしていたが、とりあえず、何事もなかったように地下鉄に乗って、ホテルへ戻った。
ホテルへ戻ってきた。スーツケースをピックアップ。
ユーロスターへはパリ北駅から出る。
パリ北駅にも駅ピアノ。
ユーロスター乗り場は2階にあった。
そこからパリ北駅構内を眺める。
イギリスへ向かうため、入国カードを書く。
こちらにも駅ピアノ。
ここでピアノを弾くのは気持ちが良さそう。
パリでは色々とトラブルが発生し、疲れていた。
パリ北駅の雑踏の中にいるよりも、さっさとユーロスターの乗車の手続きを済ませてゆっくりと過ごしたかった。
既にパリの出国手続きを済ませた。
列車が出るまで落ち着いて過ごせる。
列車は15:13発、ユーロスター9039便。
懐かしの?サッカーゲーム。
ユーロスターを眺めながら落ち着く。
乗車前に昼食をとった。
パリで食べたクロワッサンはどれもおいしかった。
列車が来たのでユーロスターに乗車する。
列車番号、車両番号、行き先を確認。
ロンドン、セントパンクラス駅行で間違いなし。
席に落ち着いてホッと一息。
列車は予定通り発車した。
車窓から眺めるフランスの田舎の景色。
15:13に発車したこの列車は、予定では16:40にロンドンに到着する。
フランスとイギリスでは時差が1時間あるため、乗車時間は約2時間半。
列車で2時間半でパリからロンドンに着いてしまうのだから、やはり近い。
列車内ではいつも通り、特に何をするわけでもなく、ぼーっと景色を眺めたり、ウトウトしたり、のんびりと過ごした。
間もなく、ロンドンに到着する。
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