2018年9月ヨーロッパ旅行 その4 セントパンクラス駅を下見

セントパンクラス駅に到着した私は早速建物の中に入ってみた。

明日はユーロスターに乗ってブリュッセルへ向かう。

当日迷わないためにもセントパンクラス駅の様子を把握しておきたい。ユーロスターの乗り場を確認しておきたい。

広々とした駅構内。

まず私の関心をそそったのは、階段の下に置かれたピアノであった。誰でも気軽に演奏ができるようになっている。


NHKの番組で、駅ピアノというのがある。駅や空港に置かれたピアノに定点カメラを設置して、演奏する人々を撮影したり、インタビューしたりする番組だ。

私の母親がその番組が好きで、よく見ている。ヨーロッパに旅行に行ったら駅ピアノの写真を撮ってきてほしいと頼まれていた。そのピアノをここロンドンのセントパンクラス駅で発見したのだった。言われた通り、写真を撮っておいた。

駅の案内に沿って進むと、ユーロスターの乗り場は簡単に見つけることができた。


ユーロスターのマークと改札口が見える。明日は時間までにここに来ればよいわけだ。これで明日迷うこともないだろう。

駅の中をブラブラしていると、停車中のユーロスターの列車も見ることができた。


明日はあれに乗って、ブリュッセルへ向かう。期待は募る。

駅の中には広々とした空間が広がっていた。



いったん駅の外へ出て、改めてここセントパンクラス駅を眺めてみた。駅の建物からは風格が感じられる。



セントパンクラス駅のすぐ横には、キングスクロス駅がある。隣接しているのだ。こちらもなかなか立派な駅舎である。



地下鉄に乗ってピカデリー周辺へ戻った。外も暗くなってきたのに、この辺りは相変わらずたくさんの人々で賑わっていた。


何やら集団で楽器を鳴らし踊る大男たちがいた。


皆背が高く、まさに大男といった感じで、かなり盛り上がっていた。彼らの服装から、なんとなく、何かの宗教かと思われたが、結局のところは分からなかった。

賑やかなエリアなので、この辺りをもっと探索してみたい気持ちもあったが、明日は大事な移動日だ。早めにホテルへ戻ることにした。

ピカデリー周辺の夜はまだまだこれからといった感じだ。



ホテルの部屋に帰ると、部屋の窓が開いていたことに気が付いた。どうりで、昨晩は寒かったわけだ。窓を閉める。これで今晩は寒さに耐える必要もなくなった。

シャワーを浴びて疲れた体を温め、ロンドンで2日目の床に就いた。

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